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【ダイノックシート工事】ドア&ドア枠の手直し ※施工不良写真あり 東京都港区

ドア両面とドアの三方枠を2箇所施工いたしました。今回は別の業者さんが施工したダイノックシートの仕上がりが汚いとのことで、当社で貼り直しを行いました。


まずはどのような状態だったかご紹介します。今回はクロス屋さんがダイノックシートも貼れるとのことで施工したとのことですが、適切な下地処理がなされていない上、シートの貼り方がめちゃくちゃです。破れ、剥がれ、下地不陸、継ぎ接ぎ、ファイバーテープ??があり、酷いです。



シートをすべて剥がす必要がありますが、元々がDIY塗装下地のため塗膜がかなり薄く、シートを剥がすことで下地が荒れてしまいます。ここからシートが貼れる状態まで塗装をすべて剥がし、ケレン、パテを繰り返して下地を整えます。手直しの場合は何倍も時間がかかってしまいます。


下地を整え、プライマー処理を行いシートを貼り込んでいきます。小窓の額縁もシートを貼り込んでいます。扉と三方枠を施工して完了です。補修前と補修後では下地処理の違いでこんなに仕上がりに差がでます。ちなみに補修前は革調シートで下地が出にくいタイプで、補修後は黒の単色フラットタイプで下地が一番出やすいタイプになります。以下に下地処理をしていないかがわかります。

決してクロス屋さんがシートを貼ることがいけないというわけではなく、普段シート施工をしていない人が見様見真似でやるとこのようになるという一つの例です。シート施工は内装仕上げ工事の中でも難しい分野になりますので、失敗しないためにも価格だけで選ばず、信用できる業者を選んでください。


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